タイ映画「バット・ジーニアス 危険な天才たち」という映画をご存知ですか?
今回は、「バット・ジーニアス」の映画の感想を紹介していきたいと思います。
一部ネタバレを含みますので、ネタバレ嫌な方は見ないようにお気をつけください!!
バット・ジーニアス 危険な天才たち
タイ映画史上歴代No.1を取得してる映画「バット・ジーニアス」!
日本、アメリカ、中国、カナダ、ドイツ、フィリピンなど世界各国で様々な賞を取得しています!
あらすじ
頭のいいリン(チュティモン・ジョンジャルーンスックジン)は、進学校に特待生として転入する。彼女はテストのときにある方法で友人を救ったことが評判になり、さらに指の動きを暗号化する「ピアノレッスン」方式を編み出して、多くの生徒を高得点に導く。彼女は、アメリカの大学に留学するための大学統一入試「STIC」に挑もうとしていた。
https://www.cinematoday.jp/movie/T0023138
見所
1、成功するのかハラハラするカンニングシーン
一番の見所は、やはりカンニングのシーンだと思います。
試験官にバレずにうまく行くのか、とてもハラハラドキドキするシーンです。
音楽や映像が、よりそのハラハラ感を増してくるので、思わず息を潜んで見入ってしまいます!!
これは、もう映像として見た方にしか伝わらないと思うので、ぜひ見てみてください!
2、お金によって変わっていく天才たちの心情
この映画で出てくる2人の天才リンとバンク。
彼らは、貧乏な家庭ではありますが、奨学金で海外の学校へ行けるほどの優秀な学生です。
カンニングビジネスなんてしなくても、優秀な大学へ行き、5桁の給料をもらえる会社に入ることもできるような人でした。
ですが、彼らを狂わせたのは「お金」です。
友達を救うために学校の小さなテストで始まったカンニングでしたが、徐々に1人3000バーツを取るようになり、いつの間にか大きなビジネスに発展。
カンニングを止めようとする思う心情と、お金に目がくらみカンニングを実行しようと思う心情が揺れ動いているのも見所です。
3、タイの経済格差
学校のテストをカンニングするためだけに1教科3000バーツ(日本円にておよそ1万円)を払える学生がいる中、奨学金がなければ学校に通うことができない学生。
最後の結末は、経済の格差が如実に表されていて、少しモヤっとしたと同時に、リンとバンクがなんとか報われて欲しいなという気持ちになりました。
Amazon Prime Videoにもあるので、ぜひ気になる方はチェックしてみてください!
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